本日一報。


さて知っている人は知っている、知らない人はまったく知らないオープンソースに関するアーティクルに『伽藍とバザール(The Cathedral and the Bazaar)』というのがある。その有名な文章には続編があって、それは『ノウアスフィアの開墾』と名付けられている。


内容とは関係なく、なんかその音の響きが(意味合いも含めて)とてもカッコ良く、いつか自分のプレゼンで使ってやろう、と決意をしている。


なお、いままでに『聖杯の探索』『未来の音楽』『ブッダに誓って本当です』などもプレゼンに使えるキラーワードとしてとってある。最初のヤツだけは、社長向けのプレゼンで使ってみた実績がある。



というのも、最近学問の(自分に取っての)意味とはなんだろうなー、とぼんやり考えていて、その一つがまあ、ノウアスフィアの開墾に通じるわけである。


おそらく大学の時、誰かにいわれたか、あるいは本で読んだのか。


学問の目的とは「正しさの基準を確立すること」、そして、「その正しさの基準を、ひとと分かち合うこと」


というステートメントを良く覚えている。

実をいうと、大学生のそのときは、後半の「ひとと分かち合うこと」に、それほど(というかまったく)価値を感じていなかった。でも今になると、それこそがつまり学問の価値なのだとわかる。違う大陸に住む異人とも、何千年かの年月を経た子孫とでも、あるいは、人類が滅亡した後、たまたまこの惑星を訪れた宇宙人とでも、その価値を分かち合えるところに、学問の価値はあるのだろう。



(秘技/章替えリセット)



もう、冬が近づいている。今日はインフルエンザの予防接種を受けた。
夏前に、近々この仕事をやろう、あるいは、近々誰々に連絡しよう、と思いながら、本当にあっという間に、11月になってしまった。ビックリである。本当に、気分的には、まだ8月34日くらいなのに。


ああ。光陰矢の如し、一寸の光陰軽んずべからず。すでに秋の声!


(追伸2)

iPhoneと連携して使ってるZoteroの容量が足りなくて、DropBoxやOneDriveと連携できる方法がないか探す。面倒いなあ。探してる時間を考えたら、お金を払った方が早い気もするが...

今日は仕事の前に軽くジョギングをした。あまりにも軽すぎたのか、運動をしたのかしてないのかわからないぐらいであり、中途半端な気持ち悪さがあった。しかし全力で運動すると、このからだが壊れてしまうのではないかという謎の恐怖感があり、そろそろと軽い運動をしてしまうのである。


今日は新しい実験机が届く。なにも乗っていない新しい机は気持ちがいい。これからどんな風に系を組み立てようか、ワクワクする。


この実験机で、その発見がされた日が、人類が生存する限り永遠に記憶されるような、そんな発見がしてみたいものだ。


そうおもいながら、5時間ほど雑用をする。そのとびっきりの仕事を棚上げして。そう。雑用である。雑用。無意味な仕事、仕事とも言えない、人を拷問して精神をすり減らすだけの作業。


それはそれとして、このはてなダイアリータブレットでかいているのだが、はてなダイアリーの専用アプリはiPhoneにもAndroidにもないのだな。

とても書きにくい。自社サービスと直結したアプリを出すのは、ここ数年で企業としての最重要の仕事になった気もするのだが、はてなはどうしてしまったのだろう。時代に遅れてしまっているのだろうか。これもイノベーションのジレンマなのだろうか。

少しヒマになったことと、後輩が引っ越しをする話を聞いて、またぞろ引っ越し熱が高まりつつある。今の部屋ももうすぐ、契約更新の時期であるし。人によっては同じところに5年や10年住む人もいるのかもしれないけれど、僕はどちらかと言うと、良く引っ越す方である。一人暮らしを始めてから3年以上同じ部屋に住んだことはない。これは多分(文化的な)遺伝で、僕の両親も、かなり頻繁に引っ越していたことを覚えている。


考えてみると、住む場所というのは、ある種の人生を決める行為である。だからこそ、人は(というか僕は)、頻繁に引っ越しをしたがるのかもしれない。


ともあれ、選択肢としては、田舎に行って広い部屋にするか、都会に行って狭い部屋にするかである。(いまは丁度中間にいる)いまの自分は自分でなりたいほどミニマリストになりきれていないので、家には自分の理想よりもかなりたくさんのモノ(本とか)がある。


(捨てれば良いのかもしれないけれど、辞書とか教科書とか、後で使えそうで、しかも高かったものは、なかなか捨てるのに勇気がいる。見栄で買った大量のカッコいい洋書も同じである。ただ、この問題は電子書籍化が徐々に進むことで、今後解決される見通しではある。数年以上先には)


そう考えると現状は広い家が良いのだが、僕は家の扉を開けるとすぐにメインの通り、雑踏に出られるという環境が大好きで、こちらは都会でないとなかなか実現できず、むつかしい。


そう、住むなら、神楽坂辺りが良い。いまはそう考えている。


個人的な話以外にも、仕事の話として、田舎に住みながら研究をするのは、なかなか難しいのではないか、と最近思っている。少なくとも私には。これはここ10年くらいの経験の結果として得た推測である。私は10年ほど、田舎ともいえず、さりとて都会ともいえない、なんか中途半端な土地で研究をしてきたけれど、その中途半端さのおかげで、なんというか都会の方も、田舎の方も両方何とはなしに雰囲気を推測できるようになった(気がする)。


(私が田舎で研究が出来なさそうな理由については、また後日まとめよう)


そんなこんなで、今住んでいる(都会とも田舎ともいえない)場所からさらに田舎に行くことは、どうにも危険な気がするのである。

英語の文法用語

海外で外国語を習うときは、文法用語の説明も外国語である。すくなくとも英語の文法用語がわかっていないと、質問すら出来ない。日本で英語を習ってきた人々(普通に中高で英語を習ってきただけの、僕も含めたおそらく一般の人々)は、英語の文法を(なぜか)日本語で習っているので、対応する英単語を知らないことも多いと思う。以下に基本的な用語をのせる。

基本

名詞 noun
動詞 verb
代名詞 pronoun
助動詞 auxiliary verb (Modalverben)
形容詞 adjective
副詞 adverb
前置詞 preposition

基本Lv2

他動詞 transitive verb
自動詞 intransitive verb
状態動詞 stative verb
動作動詞 active verb
接続詞 conjunction
間投詞 interjection

冠詞

冠詞 article
不定冠詞 indefinite article
定冠詞 definite article
単数形 singular
複数形 plural
可算名詞 countable noun
不可算名詞 uncountable noun

文の要素

主語 subject
目的語 object
補語 complement
句読点 punctuation
能動態 active voice
受動態 passive voice
所有格 possessive
目的格 object
三人称 third person
肯定文 affirmative / positive
否定文 negative
命令文 imperative

比較

原級 positive
比較級 comparative
最上級 superlative

時制

時制 tense
現在形 present
過去形 past
現在進行形 present continuous / present progressive
未来形 future
現在完了形 present perfect
原形 root
過去形 past form
過去分詞 past participle
規則変化 regular
不規則変化 irregular

修飾

不定詞 infinitive
動名詞 gerund
現在分詞 present participle
群動詞 phrasal verb
関係代名詞 relative pronoun
分詞構文 participial construction
仮定法 subjunctive mood

05: 舞姫

 サーバは既に落ちている。研究室は静かで、白熱灯の光がまぶしいのが無駄だ。学会の締め切りが昨日終わったこともあり、皆、昼過ぎには帰っていった。今晩は初雪だそうだ。帰りがけに、同僚がそんなことを言っていた。


 あれは夏。僕はそれを思い出す。もう数年前だ。ここでそれを回想しよう。


 日本の首都圏に住む、多少は勉学の素養のある小学生と同じように、私も中学受験をし、私立の中高一貫校で6年間を過ごし、大過なく現役で適当な国立大学に入学した。歴史が好きであったが、それが故に、学部には理系を選択した。それなりに真面目に授業を受け、テスト前には勉強し、麻雀にもMMORPGにも手を出さず、至極真面目にこれまた大多数の学生と同様に大学院へと入った。それなりの修士論文を書き、査読付きの論文も1本書いて、博士に進むか多少悩みながら、金がないという至極真っ当な理由で、学業を中断し適当な民間企業に職を決めた。これまた大過なく数年をつとめ「洋行して研究してこい」との命令を受け、良い機会ということで、はるばる家を離れてベルリンに来た。


 私は茫漠とした功名心と、生真面目な性質とを持ち、すぐさまこのヨーロッパの新しい大都市の中央に立った。いったいどのような先進国のきらめきが、私を打ち据えるだろう。「菩提樹の下通り」というと、なにかこじんまりと洒落た場所のように思えるが、病的なまでに真っすぐ伸びたウンター・デン・リンデンは、東西ドイツ統合の象徴ともいえるブランデンブルグ門まで威風堂々と続く大通りである。通りの両側には各国の大使館と高価なブランド店が軒を並べ、石畳の歩道を歩く男女は世界中から集まった観光客である。皆がこの欧州強国の首都に返り咲いた数奇な都市を見つめて陶然としている。しかし私の胸には、まあ、これは銀座と変わらんな、というつまらぬ感情だけが芽生えていた。


== 秘技・章替えリセット! ==


「キミ。また三文小説を書いているのかね。しかも完全に『舞姫』そのままじゃあないか。19世紀じゃないんだからね。エリスはいったいどんな配役にするつもりだい? どうしたって非現実的すぎるだろう。不治の病に侵された少女にでもするかね。『恋空』みたいな。うん? あれは『セカチュー』だったか? どっちにしたって、親と同居という設定はあり得ないのではないか?」

 銃身の焼け付くことの無いマシンガントークを炸裂させるモモ課長に向かって、僕は静かに両手を上げた。サイレントなサレンダー。

「ちょっと書きたかっただけですよ。煙草みたいなもんです」

 

日本人が海外留学に行くときの便利なリンクをまとめてみました。まだ途中版です。

ANA赴任コンボ

航空券にいろいろなサービスがつきます。一緒に持っていける手荷物が2個から4個に増えたりとか。

AIU海外旅行保険

ネットで海外旅行保険が申し込めます。ビザ発給に必要な額の補償がついた保険を買ってください。

Skype

固定電話に転送できるサービスを申し込んでおくと便利です(有料)

Gmail

アメリカ西海岸の一部を除いて、海外だと日本からのネットワーク的な距離が遠いので日本のネットサービスを使うのは非常にストレスが大きいです。もしもっていなければ、ひとつアカウントをつくっておきましょう。

au ezメール転送サービス

これでメールをGmailに転送して、携帯のeメール自動受信を「しない」に設定しておけば海外でも携帯のメールを受信できます。もちろん、電話会社に基本料は払わないと行けませんが...

海外転出に伴う公的手続き

転出届を最寄りの市役所に出しましょう(出発の1週間前くらい)。身分証明書(パスポート・免許証など)を持って市役所にいき、「海外に行きます」と言えばOK。

なお転出届前に、住民票の写し(荷物の通関に必要な場合がある)を取っておくと安心。転出すると印鑑登録証明が消えるので、車の売却が出来なくなってしまいます。注意。

帰国時に転入届を出すときは、パスポートの他に戸籍謄本と戸籍の附表の写しが必要。これは本籍のある市町村でないと発行できない。面白いことに、日本のお役所は国内の地方公共団体間の転入/転出は厳密に管理しているのに、海外に居住するとなると本人の「行ってきたよー/帰ってきたよー」という自己申告だけでコトが済んでしまいます。不思議。

郵便転送届

最寄りの郵便局の窓口で、旧住所向けの郵便物を転送してくれるサービスに申し込めます。1年間有効。ただし通常郵便のみ。クレジットカードなど「転送不可」のものは送り先に戻されます。

電気の停止

引っ越しの日取りが決まったら、電力会社に配電停止の連絡をしましょう(リンク先は東京電力)。インターネットで出来ます。便利。当日係員の方に日割りで現金精算してもらえます。

ガスの停止

引っ越しの日取りが決まったら、ガス会社に停止の連絡をしましょう(リンク先は東京ガス)。インターネットで出来ます。便利。

水道の停止

引っ越しの(略)

WiMaxインターネットサービス

WiMaxは月極でなく、一日契約できます。たとえ1日でもネットがないと死ぬ人に。ただ解約は書面か電話でしないと行けないのが面倒。