学会誌に小説家が記事を書いていた

円城塔といえば、SF好きの方なら名前を聞かれた事もあるのではなかろうか。

今日、日本物理学会誌を読んでいたら、その中の「シリーズ”ポスドク”問題」という記事を円城塔が書いてて驚いた。

http://self-reference.engine.sub.jp/?eid=548771



知らなかったが、実は研究者だったらしい。
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%9F%8E%E5%A1%94



記事はというと、さすがに文章が巧い。
比べるのも酷だが、他の記事のこなれていない日本語に比べて、実に軽妙秀逸。




内容については深く述べないが、なんというか俗にいうポスドク問題について語っている。
前回の「教え子のポスドクライフ代理報告」記事とあわせると、なかなかである。
うーむ。





図書館にも置いてあるでしょうから、機会があればお手に取られてはいかがでしょうか。
いろいろ考えさせられます。