本日一報

  • 年末になると、人間が自分自身で作った区切りのせいで、こんなにも大きな影響があるのだなあ、と思う。ちょっと不思議でもある。それが、僕らの世界の構造と言うことなのだろう。
  • この国では、少数者や逸脱者への抑圧が激しい。まあ人類社会では、どこでもそうなのかもしれないけれど、それでも、群を抜いて激しい抑圧が行われているように思える。そして、それは良いことではない(私にとっては)
  • 役に立たない研究がしたい、というの、研究者全般のナイーブな願いだと思う。この願いと、役に立つことをしないと金が稼げない、というしょうもない現実との折り合いをどうつけるかが、研究者のアートといえる。どういう方法で折り合いを付けるかで、けっこう個性が出るものだ。
  • 普通というのは、そのまま放っておいたらずっとそのままだということだ。だからそれが嫌なら、どこかで普通でなくならなければならない。だから。
  • 「ロード・エルメロイ2世の事件簿」時計塔、魔術師、ウェイバー君。12/30から一般発売とのこと。
  • 最近、日本で長く働きすぎたかなあ、と感じる。というのも、仕事にコミットしすぎて他人の(というか、部下的な人の)能力のなさが許せなくなってるから。仕事というのは、そこまで重要なもんでもない(少なくともすべての人にとって重要なものではない)ことに実感が湧かなくなってきちゃうんだよな。
    • いや、でも、部下的な人にどれ位を期待すれば良いのか。というか、足手まといにしかならない新兵を、せめて弾避けに使えるくらいまで育成するのも僕の仕事なのか? ほんとうか? 立派に学士や修士まで持ってる人間に、本当にそんなことをせねばならんのか? と思うのも正直なところではある。これはまあ、本能的反応だろう。
    • しかしどんな無能で反抗的な人が部下に来たって(不幸なことに、だいたいの場合はそのいずれか、もしくは両方だ)、それでどうにかするしかない、という事実からは逃げられない。どうにか出来なければ、まあ失敗するだけだ。
  • 頭よくなりたいし、ひとと意思疏通できるようになりたい。
  • 一部界隈で、LaTeXとWordのどちらが論文書くのに適しているかの議論というか宗教論争がある。どちらも一長一短で何とも言えないけど、少なくとも下書きはwordのほうが楽だよな。校閲機能のおかげで、共著者からのコメントと修正を楽に反映できる。その下書をきれいに組版し直すかは、気合いの入れかたによるように思う。
  • 異能の力があれば、非日常の力があれば、そう願うのが中二病ではある。でも、実はそんなものは要らないんだよね。あるとしても、そう、ただカッコ良いだけで良い。たとえ時を止めたり、炎を出したりする異能がなくても、声優とアニメスタッフとスポンサーがあれば、異能バトルはやれるのだ。
  • 人間は紙とペンさえあれば、世界だって救えるのだ。それが私の信仰である。
  • 「毎日寝る前にどんな些細なことでもいいから、その日にあった良いことを3つ思い出してから寝ましょう」という課題、かなり難易度高い。くじけそうになるほどに。だいたいほぼ毎日、「熱いコーヒーが美味しかった」で一つ埋めてる。そして、残りを埋めるのはかなり難しい。
  • 今日あった良いこと3つ。朝食のワッフルがさくっとして美味しかったこと。朝食のコーヒーが熱く美味しかったこと。まだ最後の良いことについて考えられること。
  • 名言「奨学金で食うメシは破滅の味がして美味い」