ナショナリティ・プラス・ネーム

久しぶりに国内線に乗る。

それで思ったことは、各国のエアラインというのは、国民性の戯画になっているなあ、ということ。



日本国内線の地上係員も、セキュリティ要因も、キャビンアテンダントも、みな礼儀正しく、親切である。
客がいないからといっておしゃべりする事もないし、いつも薄い笑みを浮かべているし、セキュリティポリシーで靴とベルトを脱がせることもないし、キャビンアテンダントの皆さんは全員育ちのよいお嬢さん系で、肩がちいさく華奢である。




そしてそれに対して、靴の中に爆発物を仕込んだやつがいたらどうしようとか、こんな華奢なお嬢さんでは、飛行機が墜落したときにちゃんと対応できないのではないかとか、フライトアテンダントになぜ男がいないのだろうかとか、そういう疑問や不満を持っている様子のお客も見かけられない。




うん。
まあ、すみやすいと言えばすみやすい国ではある。