雨の匂い 虹の匂い

私は革命が好きだ。

人間は恋と革命のために生まれてきたのだ
                『斜陽』

存外、人というものは革命的なものが好きである。
しかしそれと同時に、変わらないもの・安寧・停滞を愛してもいる。

おそらくはそれは矛盾でもなんでもなく、
ひとが革命的なものは愛すが、
革命は愛さない、という事であろう。


太陽のような人が太陽でないように、
革命的なものというのは革命とは異なる。



どちらが良いというのではなく、
単に異なる。


(続く?)

この後のプロット

  • 恋とか革命とか、やたら明るいものとして書いている昨今
  • とはいっても革命は甘美な暴力と寄り添っている
  • 恋愛は言うに及ばず
  • 斜陽から適当に引用
  • チェから適当に引用
  • もしあなたが「なにか大きなもの」の一部になる高揚感を覚えているのなら、注意すべきだ
  • すくなくとも、それが消費である事には自覚的になりたい
  • それら心地よいものが、濾過され、注意深く刺と暗い陰鬱さを拭われ、丁寧に再設計された「再現された娯楽」であることを忘れてはならない
  • 〆:CLANNADは人生