本日一報

その一。

地道にがんばっていれば、だれかが見ていてくれている。


という妄想に人間は取り付かれがちである。
微笑ましくも興味深い。

なぜだろう?

生存競争の中で、
自分で自分をだます能力に長けた遺伝子が残ったせいだろうか。




その二。

自分にとっての手段と目的をはき違えてはならない。

他の人間にとっては、貴方の目的が手段であり、
貴方の手段が目的であったりする。



そんなとき、
「そんなこと。あんたのいっている事は、はっきりいってどうでもいい」
と正直な気持ちを声を大にして言いたいところだが、
さりとていろいろなもの(幼い頃からの洗脳の結果)のせいで、
そこまで正直に言う訳にもいかないだろう。
と自制する。


本来的に利害が対立するとき、
人間は人間を説得できるものだろうか?
謎である。







その三。

クライテリアは明確化しておいた方が良い。

そうしないと、ずるずると基準が下がってしまう。