novel 7/183

今日も今日とて、僕は先輩に連れられて丸善にきていた。大学から、20分ほどの低速度交通の旅。ちょっとした専門書を買うためだ。彼女は何故かアマゾンを憎んでいて、絶対に使わない。そこで、ちょっとマイナーな洋書を買うときは、いつもこうして都内をうろうろしているというわけだ。僕はそのお供である。……苦労しているな、僕。

一時間ほどの散策の結果、先輩はお目当ての専門書と今週発売の少年コミックスを手に入れ、僕はちょっとした疲労を手に入れた。小腹も空いてきたので、近くの石焼ピザ屋に入る。このあたり、昼時は近くのビルに勤めるサラリーマンでごったがえしているのだが、さすがに午後の二時を過ぎるとそれもない。きっと皆、熱心に働いているのだろう。

この小説の評価(http://coca.rd.dnc.ac.jp/jess/による)

  • 修辞 8.0 ( 10 )
    • 漢字の使用がやや少ないように見受けられます。語彙の多様性がやや不足しています。長くて難しい語がやや少ないように見受けられます。
  • 論理 3.8 ( 5 )
    • 議論の掘り下げがやや不十分であるように見受けられます。
  • 内容 2.4 ( 5 )
    • 質問文との関係が希薄であるように見受けられます。