地図にもない場所に行こう

日本語が得意な外国人の日本語(迂遠な表現だな)を聞いていると、「ですね」をかなりの頻度で使っている事に気づく。
おそらく、この語尾が極めて日本的、というか「いま、ここ」の社会を端的に表しているからだろう。


つまり、

  • 「ですね」
    • 状態
    • 同意
    • 答えはわかっているけれど、あなたの同意を得たい、という符号
    • 例文「月が綺麗ですね」

ということである。ハイコンテクスト。


しかし私は、こっちの方が好きである:

  • 「しよう」
    • 行動
    • 提案
    • 一緒にやらない?という符号
    • 例文「地図にもない場所に行こう」