仕事始めと仕事
そろそろ仕事始めなので、免許証の更新にいってきた。
仕事はじまるとなかなか行けないからね。
しかし医療サービスもそうだが、こういった公共サービスが大半の市民の休日には提供されない、というのはいったいどのような意図でのシステム設計なのか。
僕にとっての謎の一つである。
まあそれはともかく、書き替えのあいだ、暇なのでカウンターからみえる警察のオフィスを観察していた。
結論として、みな、なにか熱心に仕事をしているようだが、なんの仕事をしているか甚だ不明瞭である。
まるでエッシャーの騙し絵でもみているような、不思議な気分。
でも不明瞭でも、おそらくそれは仕事なのだろう。
その証拠に、彼らは金をもらっている(多分)
屋上家を重ねる議論だが、世の中(正確には日本社会)の仕事の大半は、傍からみてもなにをやっているか分らなく、それでもとりあえず金がどこかからどこかへ移動しているのだ、と想像する。
あたかも生物のごとき、資本主義労働進化の精緻さに感嘆ですね。
うーん。
不思議
ポストモダンとかいっちゃえば一言だけど、それはちょっとした後退でしょう。
なんてことを思った警察署での昼下がり。