携帯小説

携帯小説を書いたらどうか?
という謎のリコメンドを酒の席でうける。


その場で、携帯画面上でいくつかの携帯小説を紹介してもらったが、
なかなかすばらしい。


コードギアスみたいな小説ですな。


まあ、つまり、登場人物の心情を追うより、
ポンポンとイベントを連発させて、その引きで視聴者を引っ張っていくスタイルです。


しかし、小説という媒体の特性によるものか、(なにせ小説は音楽や作画、アクションで視聴者を引きつけるのが難しいので)
いささか事件が脈絡なく、上滑りしているようにも感じましたが・・・。



その場の話なので詳細は不明だが、携帯小説の読者というのは主に地方の女子高生らしい。



それを聞いて、なるほどこれはファンタジーなのだ、とマッコリで酔った頭でちょっと思った。


携帯小説には、東京がよくでてくる。
これはイマジン東京で、つまり多くの日本人にとってのパリとか、ロンドンとか、SFCと同じような、ある種の異世界なのであろう。
そして、現実から異世界にわたり、冒険をして、成長もしくは挫折をする、というファンタジーの王道(構造)を体現しているのだ!とか思ったのである。十二国記とおなじだね。あるいはNANAとか。
ちなみに、携帯小説はそのときちょっと読んだだけなので、この想像(妄想)にはほとんど根拠がない。



えーと。それだけです。