これがあれば、ソニーはあと10年は戦える!

今年はセンター試験で初めてリスニングが実施されました。
リスニング用のデジタルプレイヤーの納入元は天下のSONYだそうで。


で、新聞を読んでいると

……作動しない場合に備えて50人あたり2台の予備機を用意し……
(中略)……なお受験者は49万2596人……
(中略)……425人が再テストを受けた。

!?(少年マガジン風)

ここから導き出される結論は
INT[ 492596/50 *2 - 425 ] = 19279 台のプレイヤーが使われること無くゴミになった ということです。

もちろんほかの493021台も、30分使われただけですが。


ソニーがぼろ儲けなのは良いとしても(本当はあんまり良くは無いが)、毎年毎年50万台ものデジタル機器に使われる資源は二度と戻らないのです。コレこそ無駄の最たるものでしょう。

単に試験終了後にプレイヤーを回収すれば良いだけの話なのに、それをしないのですから。(受験生だって、巻き戻しも再生もできないプレイヤーが持ち帰れたって、嬉しくもなんでもないでしょう)もう少し考えれば、受験生には無線イヤホンを配って、試験管が前の機械から暗号化された問題文を電波で送信すれば良いような気がしますし、実際のところ、通常のCDプレイヤーでも十分な気がします……。現にTOEICなどはその方式ですし。


それとも、壮大な無駄使いをすることで、センター試験の虚構性・特殊性を顕にしようという国家的実験でしょうか?