サードオプティクス。セネカ。

「努力するか、諦めるか。
どっちかしかないよ。
人間に選べる道なんて、いつだってたいてい、この2つしかないんだ。
みんなには正直に自分の気持ちを話すしかないよ。
あとは向こうの決めることだ。
努力するか、諦めるか、彼らが選ぶんだ」


――このときひとつ、嘘をついた。
3つあったんだ。
選択肢はほんとうは。
でも。
2つしかないと信じていたほうが、道はひらけるから。
3つめの答えを
僕は
口に
しない。


羽海野チカ, ハチミツとクローバー 5 (2003)

3つめの選択肢とはなんでしょうか。
私が想像するには、何も選ばないこと、立ち止まること、先延ばしすること、考えないようにすること。そんな感じかと思います。